注意点を押さえてチャンスをモノにする
志望動機を書く時の注意
介護業界への志望動機を記載する際にどのようなポイントを押さえて注意してまとめて行けば良いのでしょうか?履歴書ならではの注意したいことをピックアップしてご紹介したいと思います。
実際のエピソードや実績を取り入れる
志望動機を構成する際に長所や特技を追加することでより説得力が増します。しかし、長所や特技は採用するメリットがひとりよがりになってしまう傾向があります。そうなってしまうともったいないですので、強みにするには、志望動機には客観的な視点やエピソードを取り入れて、わかりやすい数字、実績などを加えましょう。そうすることで、より相手に伝わりやすくなります。説得力も上がりますからそのようなことに注意をして記載して下さい。体験談なども一緒に混ぜて、どのような評価を得たのかなど、他者の視点の意見を取り入れるとさらに説得力は上がるでしょう。
採用するメリットの提示
あなたを採用することで志望先にはどのようなメリットがあるのかをきちんと入れましょう。内容が発展をして自己をアピールする流れにならなくては意味がありませんから、どうして希望したのかだけを記載しても、説得力がありません。
目標を明確にし将来を考えた志望動機
介護の仕事は楽な仕事ではなく、人と人とが関わり合う職場ですから、昼夜問わずの対応をすることが多い仕事ですし、年末年始、お盆休みなど、世間の人が連休などで休んでいる時でも介護業界は働いている方が多いです。生活にお休みはありませんから当然と言えば当然なのですが、それだけハードな仕事です。肉体的に大変なことは多いでしょう。力仕事もありますし、長時間の勤務もあります。命にも関わる仕事ですから大切な仕事の分、トラブルなんかがあると精神的に摩耗することも少なくありません。それだけハードな仕事にも関わらず安定した待遇や条件の良い職場ばかりでもありません。福利厚生が充実していない職場もありますし、資格や経験年数と年齢によっては条件が悪く感じることもあるでしょう。選考過程のどこかでこのような質問をされることがあります。しばらくは辛いけど大丈夫ですか?などです。その時の感情だけで大丈夫です、と答えるのではなく、将来を見据えた回答が出来るようにしておきましょう。介護業界の現状についてどう思うか聞かれた場合も自分の中の打開策を提示して、そのために自分には何が出来るのかを話せるようにしておきましょう。
2017/12/07